フリルブラウス
光
をまとう
ECOMACO、2007年から愛され続けている定番ブラウスです。
エレガントなフリルが華やかにお顔周りを演出します。
乳酸繊維を織りあげていくエコマコオリジナルのテキスタイルは、
風になびくような透明感と軽さが特徴です。
光を纏い、風を纏う。他にはない“美しい”テキスタイルであなたを包みます。
自分のカラダに添うように伸縮するので、サイズフリー。誰にでもフィットします。
独自の絞り加工を施したデザインなので、荷物に詰め込んだ時にしわが気になりません。
丸めて持ち運んでもノーアイロンでさっと着られ、断然トラベル向き。
薄くてもほんのり暖かに感じるこの生地は、夏の冷房の効いた電車に乗った時の対策にも
オススメです。
また汚れもつきにくく、ホームクリーニングも可能なのでお手入れも簡単。
速乾性もあるので梅雨の時期でもとっても便利です!
ポリ乳酸ブラウス 開発ストーリー
日本の伝統×最先端の技術
二つの融合からECOMACOの服が生まれます
デザイナーの岡が次世代の素材に着目するきっかけとなったのは、1996年の新聞記事でした。
その記事には、生分解性素材をつかった「環境にやさしい糸が登場した!」とありました。
そこで紹介されていたのが、のちのエコマコブランドにとって欠かせない素材となる
「ポリ乳酸繊維」です。
原料は非可食トウモロコシで、人間の肌に近い弱酸性であることが特徴。
石油原料のテキスタイルに変わる、未来に継承できるテキスタイルを実現するものとして、岡はこのポリ乳酸繊維に新たな可能性を追求しつづけてきました。
アパレル素材として安定供給が可能になった背景には、日本の最先端の繊維技術に伝統的な
職人技を掛けあわせるという、エコマコならではアイデアがあります。
現在、エコマコが採用しているのは、メイドインジャパンの最先端技術を誇るポリ乳酸繊維。
この繊維を群馬県桐生で高い技術を誇る機屋が生地に仕上げ、
京都で130年の歴史を誇る染職人(伝統工芸士)よって、
エコマコならではの美しい色のテキスタイルへと染め上げられています。
ポリ乳酸繊維をアパレル生地に仕上げていくには、数多くの難題がありました。
ひとつめは、岡がその繊維に惹かれた理由でもある「生分解性」。
一般にポリ乳酸繊維は、土中または水中に放置すると2年程度で完全に二酸化炭素と
水に分解されます。つまり、衣服に仕立てると数年後には生分解してしまう可能性があるということ。生分解性と同時に「耐久性」を得るため、市場に出たばかりの新たな繊維を繊維会社とともに
育てていくという、エコマコならではの素材づくりへのアプローチが始まりました。
もうひとつの問題は、「熱に弱い」という特徴。
研究を重ねるうち、岡はひとつの結論にいたりました。
それは、糸によりをかけて織ると自然と伸縮性に富んだ生地ができるということ。
熱に弱い素材だからこそ、ノーアイロンで着用できるデザインにした方が良い、
すなわちプリーツ加工が必要であるということ。
こうして完成した新たな素材は、その独自のデザイン性だけでなく、
伸縮性があるから着心地が良いという新たな長所を生み出したのです。
環境に配慮した素材といった場合、再生ポリエステルが中心です。
しかし、エコマコは、環境に配慮した新素材開発と、
低エネルギーでの加工技術を常に研究しています。
特許取得のしわ加工
130年の歴史を誇る京都西陣織の染色工房の伝統工芸士によって、
一点一点丁寧に染色、しわ加工を施しています。
手作業による染色は、清流の水面のようにその時の水の流れや温度によって変化します。
異素材をミックスさせているエコマコのデザインでは染料も複数の種類を使い、伝統工芸士の
長年の経験の中で培われた匠の技と勘によって繊細な色出しをしています。
また、一点一点に表情があるエコマコ独自のしわ加工は、
同職人が染色後に一点一点手作業で形づけていきます。
一着につき何度もお湯に入れたりねじったりを繰り返しながらつけられていくしわ加工は、
エコマコデザイナー、岡正子と職人によって約6年の歳月をかけて独自開発したもので、
生地の特性、着心地などを考慮しながら、
今の体にやさしくフィットしながらも有機的なラインが美しいしわ加工が誕生しました。
*環境配慮型繊維ポリ乳酸のウェーブ加工に関するエコマコの技術は、
日本国内および外国で特許取得済みです。
日本国特許第3550365号、日本国特許第3686308号、CN1287022C(中国)
こだわりの異素材ミックス
医学の世界で人工皮膚にも使用されるキトサンは、非常に皮膚と似ているタンパク質(アミノ酸)からなり、保湿性、抗菌性・防臭効果を兼ね備えています。また、人の身体から排出される汚れ(毒素)を吸着する機能も特徴で、より一層肌を大切に考えて加工を施しています。
キトサン加工
エコマコは常に肌を包む繊維にこだわっています。
エコマコの特徴とも言えるカラーはデザイナーでありカラーアナリストの岡正子のこだわりから
生まれます。異素材を重ね合わせるデザインが、製品染色をしたときに素材により染料の定着が
異なり、色の複雑さや深み、四季を感じさせるような繊細で微妙な色合いが表現されています。
こちらのフリルブラウスは土台をポリ乳酸、フリル部分をポリ乳酸とシルクの2種類の素材を
ミックスしています。ポリ乳酸繊維は非可食トウモロコシのでんぷんを発酵して作られる乳酸を
主成分としており、石油原料のテキスタイルに代わる素材として注目を集めています。
また、乳酸は化粧品や医療用とにも使用されている肌になじむ成分です。
私たちの肌と同じ弱酸性の性質を持ち、抗菌性を持ち合わせまさに
セカンドスキンと呼ばれるのにふさわしい繊維です。
デザインのメインポイントのフリルはポリ乳酸とシルクの素材を使っています。
それぞれ生地分量の違う2種類の素材がより複雑で繊細な、
スイートピーの花びらのようなフリルを生み出して、やさしくお顔周りを彩ります。
ポリ乳酸の糸に光沢感があるのでお顔周りのフリルが光を反射し、
レフ版効果で表情も明るくイキイキと見えます。
一見腕周りやウェスト周りが細く見えてしまいがちですが、
ウェスト120cmをしわ加工で縮めているのでどんなサイズの方にもフィットします!
薄くて重ね着もできてしまうので、ほんのり暖かなポリ乳酸フリルブラウスは
秋冬でもジャケット、コートの下に着られます。春はもちろん夏の冷房対策にも!
光沢感と華やかなフリルでフォーマルにも、簡単に羽織ってお出かけできるのでカジュアルにも。いろんなシーン、オールシーズンで大活躍、一枚で主役になれる優秀ブラウスです♪
フリルブラウスのコーディネートはこちら♪
オフィスシーン
エコマコのシルクナイロンのジャケットとパンツのセットアップに白のフリルブラウスを合わせました。シャープなノーカラージャケットがフリルブラウスをインナーにすることによってソフトな雰囲気に。
セットアップを黒にするとカラーのメリハリがきいてデキル女性風にチェンジ★
ベーシックな薄いグレーのシルクナイロンのパンツに黒のフリルブラウスを合わせました。
シックな色合いのコーディネートでもフリルデザインで女性らしい雰囲気がプラスされます。
ピンヒールの黒のパンプスを合わせて品のあるオフィススタイルに!
パーティーシーン
エコマコ新作のパッチワークワンピースに白のフリルブラウスを合わせてフェミニンなパーティースタイルに。
フリルが同色のブラウスなので、デザインワンピースに合わせてもすっきりと着こなせます。
ロングネックレスを合わせてもおしゃれですね。
ブラウスと同素材のパッチワークの入ったミニワンピースに黒のフリルブラウスを合わせました。
ブラウスのフリルデザインが華やかなのでミニワンピースでも大人っぽく着こなせます。コットンパールのネックレスを合わせると高級感あふれるパーティースタイルを演出してくれます。
お出かけシーン
エコマコシルク和紙のエレガントなワイドパンツにネイビーのフリンジレースが印象的なタンクを合わせ、白のフリルブラウスを羽織りました。
ワイドパンツとフリンジのゆれ感がエレガントさをアピール♪
発色のよいブルー系のバッグを持つと全体が引き締まっておすすめです。
黒×ラベンダーは夜のお出かけに
おすすめのカラーコーデです。
繊細なお花モチーフのチュニックトップスに黒のフリルブラウス、黒の細めのシルクナイロンパンツを合わせました。
黒のフリルブラウスは透け感があり光を通すと濃紺に見えるので、パープル系と合わせても重くならず軽やかな印象です。
カジュアルシーン
カジュアルシーンではこんな遊び心のあるスタイリングはいかがですか?
和菓子モチーフにしたプリントカットソーに動物たちのプリントパンツ。白のフリルブラウスを合わせるとカジュアルスタイルも1ランク上の大人カジュアルに。
エコマコオリジナルプリントタンクに白のシルクナイロンパンツ、そして全体を引き締めるために黒のフリルブラウスを合わせました。
フリルデザインが、カジュアルスタイルに上品さをプラスしてくれます。